側溝のふた240枚盗難で捜査 奈良 [屋外]

桜井、宇陀両市の山間部で道路側溝の金属製ふた(グレーチング)が盗まれる被害が相次いでいる。今年1~3月までに72カ所で計約240枚がなくなっており、鉄スクラップとして転売する目的とみられる。桜井署は窃盗事件として捜査している。

桜井市によると、1月31日に同市萱森で幅30センチ、長さ1メートルのグレーチング4枚が盗まれた後、2月に11カ所、3月に22カ所で被害が確認された。長さ1メートルのものは1枚あたり重さ20~30キロ。民家の少ない山間部での被害が多く、いずれもボルトで固定されていない状態だった。道路をまたぐように設置された側溝では、車のタイヤがあまり通らない部分だけを盗む悪質なケースもあった。

今月3日にもさらに4個の被害が確認されたばかりで、市が新しいふたを用意した。市内での被害総額は約135万円にもなるという。市土木課によると、今のところ車の脱輪などは確認されていないが、今後、観光シーズンに交通量が増える場所もあり、ドライバーに注意を呼び掛けている。

一方、宇陀市でも1月17日~3月26日にかけ、38カ所で計130枚、約97万円相当が盗まれた。横断側溝では5~8枚全て盗まれるケースもあった。市によると、ほとんどが短時間で盗まれたとみられるという。

2018/4/5毎日新聞
タグ:金属 窃盗
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